2016年10月20日木曜日

18年 巨人vs名古屋 6回戦


6月27日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計
0 1 0 1 0 0 0 0 0  0   0  2 巨人 21勝11敗2分 0.656 藤本英雄
0 1 0 0 0 0 1 0 0  0  1X 3 名軍 18勝13敗3分 0.581 西沢道夫

勝利投手 西沢道夫   7勝4敗
敗戦投手 藤本英雄 11勝5敗

二塁打 (巨)藤本 (名)石丸藤吉
三塁打 (名)小鶴

勝利打点 小鶴誠 5


小鶴誠、サヨナラ三塁打

 巨人は2回、先頭の小暮力三が死球を受けて出塁、藤本英雄が左中間に二塁打を放ち小暮が還って1点を先制、藤本は三塁を欲張りタッチアウト。

 名古屋は2回裏、先頭の吉田猪佐喜が四球を選んで出塁、加藤正二が送りバントを決めて一死二塁、芳賀直一は遊飛に倒れて二死二塁、藤原鉄之助の打席で二走吉田が三盗、キャチャー多田文久三からの送球が悪送球となる間に吉田が還って1-1の同点、記録は盗塁と悪送球。


 巨人は4回、先頭の小暮が一塁に内野安打、藤本がストレートの四球を選んで無死一二塁、多田が右前打を放って無死満塁、大屋克己の中犠飛で2-1と勝ち越す。


 名古屋は7回、先頭の小鶴誠の当りは遊ゴロ、これをショート大屋がエラー、続く吉田の二遊間へのゴロも大屋が連続エラー、打球はセンターに抜けて一走小鶴は三塁に進み、センター呉昌征からの三塁送球の間に打者走者の吉田も二塁に進んで無死二三塁、加藤は三振、芳賀は一飛に倒れて二死二三塁、好調藤原が中前にタイムリーを放って2-2の同点、二走吉田も三塁ベースを蹴ってホームに向かうがセンター呉からのバックホームにタッチアウト、逆転はならず。


 延長に入って巨人は11回表、一死後多田がストレートの四球、大屋の左前打で一死一二塁、小池繁雄は三振に倒れるが、トップに返り呉がストレートの四球を選んで二死満塁、しかし坂本茂は投ゴロに倒れて無得点。


 名古屋は11回裏、一死後石丸藤吉が右中間に二塁打、古川清蔵の遊ゴロで二走石丸が三塁に走り、ショート大屋が三塁に送球してタッチアウト、二死一塁となって、小鶴が右中間にサヨナラ三塁打を放って名古屋が接戦をものにする。


 巨人はショート大屋克己の4失策を含めて合計6失策、藤本英雄は味方の守備に足を引っ張られた。


 西沢道夫は11回を投げて4安打8四球1死球7三振の完投、7勝目をあげる。


 11回裏二死一塁から放った小鶴のサヨナラ打は「三塁打」と記録されている。



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