2017年2月2日木曜日

18年 朝日vs巨人 7回戦


7月16日 (金) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 朝日 25勝17敗2分 0.595 林安夫
0 0 0 1 2 0 0 0 X 3 巨人 25勝17敗2分 0.595 藤本英雄

二塁打 (巨)中島、藤本
三塁打 (朝)林 (巨)小暮
本塁打 (巨)呉 2号

勝利打点 藤本英雄 2


巨人、朝日に追い付き同率2位浮上

 朝日はここまで13勝7敗の林安夫、巨人はここまで13勝6敗の藤本英雄が先発。

 初回に中島治康が二塁打、2回には小暮力三が三塁打を放ちながら無得点の巨人は4回、二死後小暮が左前打で出塁、藤本英雄が左中間を破る二塁打を放って小暮を向け入れて1点を先制する。


 巨人は5回、一死後坂本茂が四球を選んで出塁、トップに返り呉昌征がライトスタンドにツーランホームランを叩き込んで3-0とする。


 藤本英雄は4安打無四球4三振で今季4度目の完封、14勝目をあげる。打っては決勝二塁打を放つ活躍であった。


 朝日を1ゲーム差で追っていた巨人は、朝日に追い付き2位タイに浮上した。


 今季の藤本英雄は春先からコントロールに苦しみ、よううやく夏ごろから調子を上げてきましたが、この試合は藤本が「真の大投手」にステップアップするきっかけとなったゲームであったと思います。


 昭和17年のルーキーイヤーは10勝0敗ではありましたがエース須田博の陰に隠れて下位チーム相手に勝ち星を稼いだものでした。ついに「化けた」と言えるピッチングでしたね。




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