2017年3月14日火曜日

18年 阪急vs阪神 8回戦


8月1日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪急 18勝31敗1分 0.367 中田武夫 高橋敏
2 0 0 0 0 1 3 0 X 6 阪神 25勝19敗4分 0.568 御園生崇男


勝利投手 御園生崇男 2勝4敗
敗戦投手 中田武夫     4勝7敗

二塁打 (神)乾
本塁打 (神)金田 

勝利打点 なし


金田正泰、ランニングホームラン

 阪神は初回、先頭の塚本博睦が中前打で出塁、金田正泰が四球を選んで無死一二塁、山口政信の遊ゴロで金田は二封、一死一三塁から山口が二盗、キャッチャー池田久之からの二塁送球が悪送球となり三走塚本が還って1点を先制、二盗が記録された山口も三塁に進み、玉置玉一は三ゴロに倒れて二死三塁、門前真佐人の遊ゴロをショート中村栄が一塁に悪送球する間に三走山口が還り、阪神は阪急の2エラーで2-0とする。

 阪急は阪神先発の御園生崇男に4回まで無安打に抑え込まれる。5回一死後三木久一が中前に初安打を放つが、池田の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。


 阪急は6回、一死後仁木安が四球で出塁、トップに返り中村の右前打で仁木は三塁に進み、中村が二盗を決めて一死二三塁、上田藤夫は遊飛に倒れるが山田伝が四球を選んで二死満塁、下社邦男が押出し四球を選んで1-2と追い上げる。


 阪神は6回裏、先頭の金田の当りはライト線に飛び、金田が快足を飛ばしてホームに還りランニングホームラン、3-1と突き放す。


 阪急は7回から先発の中田武夫に代えて高橋敏をマウンドに送り込む。


 阪神は7回、一死後田中義雄の三ゴロをサード三木が一塁に悪送球、武智修は右邪飛に倒れるが、乾国雄がレフト線に二塁打を放って二死二三塁、トップに返り塚本はストレートの四球で二死満塁、ここで金田が右前に2点タイムリーを放って5-1、山口も左前にタイムリーを放ち6-1として試合を決める。


 御園生崇男は阪急打線を3安打に抑え、8四球を出したが1三振1失点の完投で2勝目をあげる。
 この試合の決勝点は初回のエラーによるもので勝利打点は「なし」となるが、2打数2安打3打点、1犠打1四球、1本塁打を記録した金田正泰が「真の殊勲者」であった。




*スコアカードの記載から、金田正泰のホームランはライナーで外野に抜けたランニングホームランであることが分かる。





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